新スタジアム建設へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:19 UTC 版)
「茨城県立カシマサッカースタジアム」の記事における「新スタジアム建設へ」の解説
2021年10月1日、鹿島アントラーズの小泉文明社長がオンラインでアントラーズのビジョン構想「ビジョンKA41 Update」を発表し、2026年を目途に新スタジアムの方針を決定することを明かした。 現在のスタジアムは2011年の東日本大震災による被災や、塩害などの老朽化でスタジアムを安全に管理・維持するための修理・管理費用がかさんでおり、数年前から新スタジアムの建設計画があったという。現在のスタジアムの改修・建て替え(改築)になるのか、別の場所に移設するかなどの具体的な構想については未定であるが、災害時の広域防災避難所としての機能も高めつつ、市民や来場者が利用できる多機能を備えたスタジアム建設を目指すほか、現在鹿嶋市粟生にあるクラブハウスの機能も統合・移設させる。現在のクラブハウスは下部組織の練習拠点にする計画もある。 この件に関して、鹿嶋市長・錦織孝一は2021年12月市議会定例会で、アントラーズの私設応援団長を務めた河津亨による一般質問に答える形で、「鹿嶋市とアントラーズとには強い信頼関係がある。新しいスタジアムが鹿嶋市に建設されることを大前提に、全市をあげて取り組んでいる。(鹿嶋市から離れることは、)市民の心情的喪失感は、金銭的マイナスと比較にならないほど重大だ」と、鹿嶋市内に建設することをクラブ側に求めている考えを示した
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