文献史の略年表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/20 10:27 UTC 版)
1476年 - ウィリアム・カクストンがウェストミンスターではじめて印刷を行う。この時は方言差による単語の揺れがある。 1485年 - チューダー朝成立。比較的に政治・社会上安定した時期に入る。 1491年または1492年 - リチャード・ピンソンがロンドンで印刷を始める。当時官庁で行われていた文体(Chancery Standard)が用いられる。 1509年 - ピンソンが王朝から公式の印刷師に任ぜられる。 1525年〜 - ウィリアム・ティンダル訳聖書が刊行される。 1539年 - 最初の公認の英語版聖書である大聖書が刊行される。 1549年 - トマス・クラマーによってはじめて英語版祈祷書が書かれる。 1557年 - トテル雑集が刊行される。 1590年〜1612年 - ウィリアム・シェイクスピアが劇作品を記す。 1611年 - 欽定訳聖書が刊行される。同書はウィリアム・ティンダル訳聖書に大きな影響を受けている。 1640年〜1660年 - 動乱期(清教徒革命およびクロムウェル時代)。 1662年 - 祈祷書の新版が刊行される。同書は1549年以後の版を元にしている。以後1662年版が標準となる。 1667年 - ジョン・ミルトン著「失楽園」が刊行される。
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