数学・記号論理学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 15:57 UTC 版)
ルイス・キャロルのパラドックス 推論の正当化に関する無限後退を扱ったパラドックス。推論規則や公理の位置付けを考えるのに使われる。 バナッハ=タルスキーのパラドックス 選択公理を使用すると球をある方法で有限個(5個以上)に分割して組み立てなおすと、もとの球と同じ大きさの球が2個できる、というもの。 ヘンペルのカラス カラスを1羽も見る事無く「カラスは黒い」を証明できる、というもの。 抜き打ちテストのパラドックス 「期間内に抜き打ちテストを行う」という特に間違ってはいなさそうな言説から、論理的には矛盾が導かれる、というもの。これの考察の手法として、様相論理を用いることもある。 トムソンのランプ 今から1秒後にランプをつけ、その .mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1⁄2 秒後にランプを消し、さらにその 1⁄22 秒後にランプをつけ……というように 1⁄2n 秒毎にランプのオンとオフを切替えると、全部で2秒経過したときランプはついているか。 すべての馬は同じ色 数学的帰納法にかかわるパラドックス。 ベルトランのパラドックス 一見簡単な問題が「無作為」という言葉の解釈次第で結論が変わってしまうというもの。
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