数学での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 22:17 UTC 版)
「図形数#グノモン」も参照 オエノピデスは、drawn gnomon-wiseというフレーズで、他の直線に垂直に引いた直線を表している。 後に、この用語は、直角を引くために用いる指矩等のL字型をした道具に対して使われるようになった。 『ユークリッド原論』第2巻では、この用語を、大きな平行四辺形の頂点から相似の平行四辺形を切り取ってできる平行六辺形を表す言葉に拡張して定義している。第2巻で扱われるグノモンは正方形の場合のみである。 三次元のグノモンは、CADやコンピュータグラフィックスでポインターとして用いられている。慣例により、X軸方向は赤色、Y軸方向は緑色、Z軸方向は青色である。 アレクサンドリアのヘロンは、グノモンを、最初のエンティティ(数や形)に別のエンティティを加えて、最初のエンティティに相似の新しいエンティティを作るものと定義した。 この意味で、スミュルナのテオンは、多角形数に加えて同種の次の数を作る数として記述した。 この意味で最も一般的な使用は、奇数整数、特に平方数の間の図形数である。
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