救命処置中の放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 13:29 UTC 版)
「女性は土俵から降りてください」の記事における「救命処置中の放送」の解説
ここで、会場内の拡声器を使った放送で「女性の方は土俵から降りてください」との宣告が行われた。同宣告は相撲協会の行司によって複数回繰り返され、「男性がお上がりください」とも放送された。さらに相撲協会員が女性たちに直接「下りなさい」と告げ、土俵の外を手ぶりで示した。 女性のうち一人は運営関係者に「人命救助をしているのに、なぜ、そういうことを言うのか」と反論をしている。結局、CとDは戸惑った様子で土俵を降りた。 しかし、Aらは降りることなく、胸骨圧迫はAからBへと交代して続けられた。さらにBから救急隊員へと交代され、別の隊員が救命バッグを持って土俵へ上がった。担架が現場へ運ばれ、多々見は担架で運搬されて病院へと搬送された。その間にAとBも土俵から降りた。 女性たちが土俵から降りたのち、土俵には大量の塩がまかれた。この塩撒きの意図について、現場では一切の説明は無かったことが憶測を呼んだ(後述)。
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