政界での活動へ
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1941年(民国30年)冬、沈鴻烈は国民政府中央に召還され、農林部長に任命された。翌年12月には国家総動員会議秘書長も兼任し、戦時の糧食調達を担当している。1944年(民国33年)8月、中国国民党中央党政工作考核委員会秘書長となった。翌年、党第5期中央執行委員に選出された(第6期も同様)。 戦後の1945年(民国34年)11月、沈鴻烈は東北地域に派遣され、接収のための視察を行っている。翌年3月、浙江省政府主席に任ぜられ、戦災からの復興政策に従事した。1948年(民国37年)7月、考試院銓叙部部長に移り、翌年1月の蒋介石下野とともに沈も引退した。同年、台湾に逃れ、総統府国策顧問に任ぜられている。 1969年(民国58年)3月12日、台中市にて病没。享年88(満86歳)。
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