放送サービスの高度化による通信との連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 16:38 UTC 版)
「通信と放送の融合」の記事における「放送サービスの高度化による通信との連携」の解説
通信分野においては、インターネット網のブロードバンド化や光ファイバー通信(FTTH/FTTx)の普及発展により放送に類似した通信サービスが実現されつつある一方で、放送分野においては、放送のデジタル化に伴うサービスの高度化により、通信と連携したサービスが出現し始めている。 情報化社会を背景として、通信分野におけるデータ通信に対応した、放送分野からのデータ放送への参入。 本来は同軸ケーブルによる放送設備であるケーブルテレビにおける、双方向CATVの導入によるブロードバンドインターネット接続や、固定電話サービスの導入。 上記データ放送の流れをくみ、衛星デジタル放送や地上デジタル放送における、BMLによるウェブブラウザの一般化。 インターネット・ブロードバンド関連技術1本の光ファイバーに、データ通信と放送搬送波との双方を波長分割多重技術により多重化し、FTTH/FTTxにより視聴者ユーザ宅まで届ける。(光放送) ブロードバンド回線においてインターネットプロトコルを用いた自動公衆送信。(IP放送) インターネット送信による放送類似サービス。(インターネットテレビ・インターネットラジオ) 携帯電話向けの地上デジタルテレビジョン放送であるワンセグのリンクからインターネット網にアクセスし、ショッピングなどのサービスを受けるビジネスモデルが検討されている。
※この「放送サービスの高度化による通信との連携」の解説は、「通信と放送の融合」の解説の一部です。
「放送サービスの高度化による通信との連携」を含む「通信と放送の融合」の記事については、「通信と放送の融合」の概要を参照ください。
- 放送サービスの高度化による通信との連携のページへのリンク