揚浜式塩田とは? わかりやすく解説

揚浜式塩田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:20 UTC 版)

塩田」の記事における「揚浜式塩田」の解説

藻塩焼」の時代経て、塩の需要増大する従い海水中の塩分付着した海浜の砂を採鹹作業利用する製塩法が発達した盛土の上に、海水地中染み込まないように厚さ10cmほどの粘土などで防水層形成しその上に粒子の細かい砂(塩砂)を敷き詰める。塩砂の上海水丁寧にまき、頻繁にかき混ぜながら、天日風により充分に水分蒸発させたあと、塩砂をかき集めて海水で洗うことで鹹水作り、それを製塩釜で煮詰めて結晶を得る。 1塩戸分の塩田面積平均して1反歩(約990平方メートル前後通例であった石川県文化財として保存されている。

※この「揚浜式塩田」の解説は、「塩田」の解説の一部です。
「揚浜式塩田」を含む「塩田」の記事については、「塩田」の概要を参照ください。

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