しょうせき‐たかんしょう〔シヤウセキタカンシヤウ〕【掌×蹠多汗症】
掌蹠多汗症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 02:12 UTC 版)
手のひらや足底の汗腺から多量に発汗する。それぞれ手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)、足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)と呼ばれる。軽症例では、物を持つ時に一時的に発汗が増加する程度だが、重症例では、滴となってしたたり落ちるほどの多量の発汗がみられる。 発症は、幼少期ないし思春期の頃である。睡眠中は発汗が停止しているが、覚醒時には著しく発汗が増加する。また、寒い時期で体感温度が低い時は発汗が少なく、蒸し暑い時期で体感温度が高くなると発汗量が増加する。 過剰な発汗は、書類を濡らしてしまったり、電気機器を破損する原因となることがある。また、握手時に相手に不快感を与えることなどにより、多大な社会的苦痛を感じる場合が多い。
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