たちはき‐の‐とねり【帯=刀の舎=人】
授刀舎人
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授刀舎人(たちはきのとねり/じゅとうとねり)は律令制で定められた奈良時代(8世紀)の武官。左右近衛府の舎人の前身であり、授刀・帯剣舎人とも呼んだ。最初、授刀舎人寮に所属し、その後、授刀舎人寮が中衛府に改称されるにあたり、一旦消滅するが、その後天平18年(746年)、騎舎人を改める形で別に設置されている。
- ^ 『続日本紀』元明天皇 慶雲4年7月21日条
- ^ 林睦朗「皇位継承と親衛隊」『上代政治社会の研究』所収
- ^ a b c 笹山晴生「授刀舎人補考」『日本古代衛府制度の研究』
- ^ 笹山晴生「中衛府の研究」『日本古代衛府制度の研究』
- ^ 『続日本紀』巻第十六、聖武天皇 天平18年2月7日条
- ^ 『続日本紀』巻第十六、聖武天皇 天平17年5月11日条
- ^ 『続日本紀』巻第十六、聖武天皇 天平17年8月28日条
- ^ 『続日本紀』巻第十六、聖武天皇 天平17年9月17日条
- ^ 『続日本紀』巻第十六、聖武天皇 天平17年9月26日条
- ^ 『続日本紀』巻第三十、称徳天皇 神護景雲3年10月1日条
- ^ 岩波書店『続日本紀』3補注16 - 三〇
- ^ 『続日本紀』巻第十九、孝謙天皇 天平勝宝8歳7月17日条
- ^ 『続日本紀』巻第二十二、廃帝 淳仁天皇 天平宝字3年12月2日条
- ^ <『続日本紀』巻第二十六、称徳天皇 天平神護元年2月3日条
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