拾ヶ堰
| 疏水の概要 | ||||||||||||
■疏水の所在 長野県安曇野市のうち、旧豊科町、旧堀金村、旧穂高町の周辺地域 1,000ha ■所在地域の概要 長野県のほぼ中央、松本盆地の北西に位置し、西側に雄大な北アルプスの山並みと三方に梓川、穂高川、犀川を配す自然豊かな地域。安曇平、あるいは安曇野と呼ばれている。 ■疏水の概要・特徴 拾ヶ堰は、文化十三年(1816 )複合扇状地の中央を約570m の等高線に沿って横切り約1000haの水田を潤す安曇野一の大水路 である。長さ約15km 勾配は約3000分の1で、近代的水準器や望遠鏡もない時代、クワやモッコだけによる手堀りの水路である。 工事は着手からわずか三ヶ月という驚異的な早さで完成されている。 この地域は複合扇状地帯であり、その中央を等高線に沿って横切った総延長約15Kmの安曇野一の大水路である。一級河川奈良 井川より取水し、安曇野市のうちの旧豊科町、旧堀金村、旧穂高町の田を潤し、一級河川烏川に注いでおり、今現在も大幹線水路として、安曇野の用水供給源としての役割を担っている。当時は灌漑面積が旧村で10か村にもおよんでおり、10か村を潤すというので十箇堰(拾ヶ堰)という名が 付けられた。 |
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