抵抗溶接とは? わかりやすく解説

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ていこう‐ようせつ〔テイカウ‐〕【抵抗溶接】

読み方:ていこうようせつ

溶接部強電流を流し、熱を利用して金属接合する溶接電気抵抗溶接


抵抗溶接

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/07 21:14 UTC 版)

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抵抗溶接(ていこうようせつ)とは、溶接したい母体(鋼板など)に電流を流しジュール熱を発生させ、その母体を溶解させ、それと同時に加圧することによって接続する溶接方法。この方法を応用した溶接法に、スポット溶接シーム溶接がある。

熱量は以下の式であらわすことが出来る。

熱量=0.24I2Rt

式中の各値の意味。

  • I:電流値(単位アンペア
  • R:抵抗値(単位オーム
  • t:電流を流した時間(単位
  • 熱量:発生する熱量(単位カロリー。単位をジュールで計ると式中の0.24が消え、右辺は単に I2Rt となる。)

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抵抗溶接

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:05 UTC 版)

溶接」の記事における「抵抗溶接」の解説

1840年代電流スパークさせると金属が接合する現象発見される加圧しつつ電流スパークさせる接合力が飛躍的に高まることが判り1887年アメリカでフラッシュバット溶接として特許申請される。同じ年、似たような同じよう仕組みスポット溶接特許申請される。特許論争起きるがスポット溶接フラッシュバット溶接一部みなされフラッシュバット溶接特許認められることになった。抵抗溶接は鍛接リベット止め代替技術として薄板板金対象広まっていく。スポット溶接自動車シーム溶接缶詰などに使われた。

※この「抵抗溶接」の解説は、「溶接」の解説の一部です。
「抵抗溶接」を含む「溶接」の記事については、「溶接」の概要を参照ください。

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