抜髄の方法とは? わかりやすく解説

抜髄の方法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:51 UTC 版)

抜髄処置」の記事における「抜髄の方法」の解説

まず、この処置痛み伴うために局所麻酔必須である。処置を行う歯牙に齲蝕がある場合、まずその除去を行うことが優先される歯周病便宜的な目的抜髄を行う場合この限りではない)。そして齲蝕等の処置終わった歯髄への穿孔を行う。穿孔の場所や方向は、歯牙種類によって異なり口腔解剖学熟知が必要である。またこの時に歯牙が植立している方向歯髄石灰化程度考えずに行うと、パーフォレーション危険性を伴うので注意が必要である。 歯髄への穿孔終わったら、髄室に存在する歯髄除去同時に天蓋除去確実に行う。髄角部では天蓋取り残しないよう注意する有鉤探針などを使用すると、天蓋取り残し容易に発見できるその後複数根ある場合歯髄取り残しないよう気をつけ根管口を発見し根尖部までの歯髄除去努める。この時に歯髄取り残しがあると、残髄炎などの不快症状につながる。抜髄終わったら、またはそれと同時に根管拡大根管形成引き続き行い根管充填適応できる状態にしていく。 また、歯内療法処置に際してラバーダム防湿法を行うことが推奨されている。通法では局所麻酔の後にラバーダム防湿を行うとされているが、慣れていない者では歯髄穿孔時にパーフォレーション危険性大き為に議論分かれるところではある。

※この「抜髄の方法」の解説は、「抜髄処置」の解説の一部です。
「抜髄の方法」を含む「抜髄処置」の記事については、「抜髄処置」の概要を参照ください。

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