折笠美秋とは?

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折笠美秋

折笠美秋の俳句

ああ大和にし白きさくらの寝屋に咲きちる
いちにちの橋がゆつくり墜ちてゆく
この世の側のお太鼓帯の銀すすき
すみれ雨泣きて還らぬものばかり
てつという字が病室に入りきらぬ
ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう
ポー河ほとり貰い日和の首だるき
七生七たび君を娶らん 吹雪くとも
人語行き虎老いて虎の斑もなし
俄雪にわかに父母も戦場も
俳句思う以外は死者かわれすでに
全滅の虎林にため息ほどの風
北帰鳥な告げそ告げそ妻が涙を
呼吸ととのう菜の花明り胸明り
天体やゆうべ毛深きももすもも
妻よ子よ露世夢生に歯ごたえあり
家家のまなじり濡れて日本かな
微笑が妻の慟哭 雪しんしん
春暁や足で涙のぬぐえざる
月光写真まずたましいの感光せり
武蔵より甲斐かけて野火向かい風
残月低く聴かずや李徴が風の如きを
波なれば搖れやめば死か北深く
海の蝶最後は波に止まりけり
海嘯も激雨もおとこの遺書ならん
海霧の縦横無尽の北食堂
満開を見上げる無限落下感
目覚めがちなる墓碑あり我れに眠れという
空空たれば漠漠たれば口あけている
空谷や詩いまだ成らず虎とも化さず
紅志野や秋雨は聞き上手にて
羽透けゆくものらの秋よかなしき妻も
花に句に睨めて狂うぞ鬼懸りなる
草枕旅にし見舞う鮒・とんぼ
荒ぶるや海も墓標も一言語
菜種雨ナザレの人も濡れけるや
見えざれば霧の中では霧を見る
逢わざれば逢いおるごとし冬の雨
雨だれは目を閉じてから落つるなり
雪達磨我れを旅行く我れ居りて
餅焼くや行方不明の夢ひとつ
麺麭屋まで二百歩 銀河へは七歩
 

折笠美秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/31 15:49 UTC 版)

折笠 美秋(おりがさ びしゅう、1934年(昭和9年)12月23日 - 1990年(平成2年)3月17日)は、俳人新聞記者。本名・美昭。神奈川県横須賀市出身、早稲田大学高等学院・中学部国文学科卒。在学中に同人誌に文芸作品を発表するとともに早大俳句会に参加。1958年東京新聞社に入社。同年『俳句評論』が創刊されて同誌の編集同人となり高柳重信に師事、新聞記者として働く傍らで俳句作品や俳句評論を精力的に執筆する。のちに「騎」創刊にも参加。1967年第3回俳句評論賞を受賞(評論の部)。




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