手法の確立(1991年 - 1995年)
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「スーパーロボット大戦シリーズ」の記事における「手法の確立(1991年 - 1995年)」の解説
2作目となる『第2次スーパーロボット大戦』からは、ロボットの擬人化をやめ原作の設定に準拠したストーリー展開を採用する。DC戦争シリーズの1作目ということもあり続編を見据えたドラマ性の高い作品となったが、発売のタイミングの悪さから売り上げは振るわなかった。この結果を受けて、バンプレストはスーパーロボット大戦シリーズの打ち切りを予定していたが、ウィンキーソフトが抵抗し結論は次回作の売上で出すことになった。こうして製作された『第3次スーパーロボット大戦』では、システムが大幅に増強され、ダイナミックプロ以外のスーパーロボットが加わり作品数が増加。一時は中古価格が定価を上回るほどの人気となり、シリーズ打ち切りの危機は回避される。 続いて発売された『スーパーロボット大戦EX』では、脇役であったオリジナルキャラクター『魔装機神サイバスター』にスポットをあてたストーリーを展開。DC戦争シリーズ最終作となる『第4次スーパーロボット大戦』においては、システムのさらなる追加と、作品数の増加によるシナリオのボリュームアップが行われた。ボリューム・クオリティがユーザーの満足できるレベルに到達した『第4次スーパーロボット大戦』は、スーパーロボット大戦シリーズの基本フォーマットとして後の作品に受け継がれていくこととなる。
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