手すり先行工法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:00 UTC 版)
転落事故が、足場の床板の組立・解体時に多く生じることに着目したもの。足場の床板の取り付ける前に、一段の上の手すり部分を取り付けて行うこととし、足場の床を取り外す際には、床板を取り外してから手すりを外す作業方法を採るもの。手すりの組立方により、「手すり先送り方式」「手すり据置方式」「手すり先行専用足場方式」の三種類の仮設方法が存在する。国土交通省と農林水産省が2004年度から全ての直轄工事で標準採用とした。 手すり先行工法により仮設された足場
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手すり先行工法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 04:53 UTC 版)
平成15年4月に厚生労働省は「手すり先行工法に関するガイドライン」を策定。事業者等の責務は働きやすい安心感のある足場を使用し、労働災害の防止に努めるものとされ、手すり先行工法の種類は「手すり先送り方式」「手すり据置方式」「手すり先行専用足場方式」の三つに分けられる。また、働きやすい安心感のある足場の種類としては、「手すり先行専用足場型」「改善措置機材設置型」の2種類がある。国土交通省においても「建設工事事故防止のための重点対策の実施」にて同ガイドラインを的確に実施するものとされている。他の足場と同様にくさび緊結式足場についても、対応部材が開発され、建設現場において普及しつつある。
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