戦中・戦後の混乱と復興(1945-1951)
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「四日市市立図書館」の記事における「戦中・戦後の混乱と復興(1945-1951)」の解説
1945年(昭和20年)6月18日夜、四日市空襲によって四日市市街は大きな被害を受け、諏訪公園では図書館以外の施設はすべて失われた。図書館にあった1万数千冊の図書も無事であった。戦災以降、建物は市立四日市病院に転用されることとなった。そのため図書は四日市市立四郷国民学校へ移し、しばらく休館することになったが、1946年(昭和21年)3月3日に軍国主義的な約2,000冊の図書を除籍した上で、日永と富田の2か所の分室を設置した上で貸出業務を再開した。 翌1947年(昭和22年)11月3日に四日市市警察四日市警察署の3階の一部を間借りする形で日永と富田の分室を廃止、統合した。さらに1948年(昭和23年)に三重県民間情報局教育部の係官が視察に訪れ、市立四日市病院に対して建物を早急に四日市市立図書館に変換することを命じ、同年3月、図書館は元の建物に復帰した。
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