成因と分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 05:30 UTC 版)
氷山が見られる海域は限られており、南半球では南氷洋、北半球ではグリーンランド東岸とその周辺の島々から氷山分離したものが北大西洋高緯度に広がる。北太平洋やベーリング海などでは氷山は見られない。 南極地域と北極地域では氷山の成因が異なる。南氷洋では、南極大陸から押し出された棚氷により形成されるため、上面の平らな台状を呈し、巨大なものが多い。北大西洋では氷河が海に流れ込んでできるので、とがった山型の形状のものが多い。 氷山の形成に関する説明は、1760年にロシア人のミハイル・ロモノーソフによって初めて発表された。
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