憲法問題研究会とは? わかりやすく解説

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憲法問題研究会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 07:25 UTC 版)

憲法問題研究会(けんぽうもんだいけんきゅうかい)は、大内兵衛宮沢俊義我妻栄らが中心となり、1958年(昭和33年)6月8日に東京京都知識人が創立した団体である[1][2]1976年(昭和51年)4月の解散[3]まで、法曹界だけでなく、当時の学界の粋が結集し、日本国憲法について互いの知見を啓発し、講演会を通じ啓蒙的活動をした。


注釈

  1. ^ 岸信介は内閣総理大臣就任から2日後の1957年2月27日、参議院本会議における日本社会党からの代表質問に対し次のように答えている。「私は、自主憲法を作るという考えを持っております。(中略)私が、自主憲法制定論者であるということは御指摘の通りでありますが、それは、ちっとも日本憲法に対する尊重の念を私は傷けるものではないと思っております」[6]

出典

  1. ^ a b 『旭の友』1958年7月号、長野警察本部、15頁。
  2. ^ 『憲法読本』(上)i頁。
  3. ^ 『憲法と知識人』5頁。
  4. ^ 高乗智之「内閣憲法調査会と自主憲法制定論」『憲法研究』第55巻、憲法学会、2023年、125頁、CRID 1390859758193018368doi:10.34519/constitution.55.0_125ISSN 0389-10892024年4月23日閲覧 
  5. ^ 憲法と知識人 - 試し読み”. 岩波書店. 2024年3月15日閲覧。
  6. ^ 第26回国会 参議院 本会議 第9号 昭和32年2月27日”. 国会会議録検索システム. 2024年3月15日閲覧。
  7. ^ 大内兵衛「革新都知事の出現」 『世界』1967年6月号、岩波書店、18-21頁。
  8. ^ 憲法と知識人”. 岩波書店. 2024年3月15日閲覧。
  9. ^ 世界 1960年7月号
  10. ^ 世界 1964年6月号
  11. ^ 五十音順。以上、『憲法読本』(下)197頁による。


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