菊池勇夫_(法学者)とは? わかりやすく解説

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菊池勇夫 (法学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 02:41 UTC 版)

菊池勇夫(きくち いさお、1898年6月21日 - 1975年7月13日)は、日本の法学者九州大学名誉教授日本学士院会員。

経歴

岩手県遠野出身。第一高等学校卒、東京帝国大学法学部卒。副手、1924年ILO東京支局職員、1926年欧米に学ぶ。1928年九州帝国大学助教授、1929年教授、1943-1945年法文学部長、1949年九州大学総長。1953年日本学士院会員。日本労働法学会初代代表理事。労働法に業績があった。

1962年九州大学を定年退官、1968年勲一等瑞宝章を受章[1]

妻・英子は竹内清次郎の三女。長男は菊池英夫(東洋史学者)、次男は菊池泰二(海洋生物学者)、三男は菊池光造(経済学者)、四男は菊池高志(法学者)。長女は高野雄一に嫁いだ[1]

著編著

著書

  • 『日本労働立法の発展』有斐閣 1942 社会経済法論集
  • 『労働法の主要問題』有斐閣 1943 社会経済法論集
  • 労働組合法の解説 労働組合とはどんなものか』日本産業協議会出版部 1946
  • 社会法の基本問題 労働法・社会保障法経済法の体系』有斐閣 1968
  • 『戦後労働法の二十年 評論と随想』一粒社 1969
  • 『社会保障法の形成』有斐閣 1970
  • 『世界の中の労働法 評論と随想』一粒社 1971

共編著

  • 『社会法綜説 労働法・社会保障法・経済法』編 有斐閣 1959
  • 『労働協約の実務』藤林敬三共編 ダイヤモンド社 1960
  • 『労働法大意』林迪広共編 1968 有斐閣双書
  • 『全訂労働組合法 附・労働法(抄)』林迪広共著 日本評論社 1984

脚注

  1. ^ a b 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年、き67頁。

参考

  • デジタル版日本人名大事典:[1]
  • 九州大学教授菊池勇夫先生還暦記念論文集序「法政研究」1959:[2]



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