愛のソナタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/12 07:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『愛のソナタ』(あいのソナタ)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。月組[1][2]公演。形式名は「グランド・ロマンス」[1][2]。東京は18場[2]、宝塚は11場[1]。
副題に『〜リヒャルト・シュトラウス/フーゴー・フォン・ホフマンスタール作:オペラ「ばらの騎士」より〜』とあるように、同オペラを基にしており、楽譜出版社ブージー・アンド・ホークスの許諾を得て上演された[1][2]。脚本・演出は木村信司[1][2]。東京における本公演の併演作品は『いますみれ花咲く』[2]、宝塚における本公演は『ESP!!』[1]。
月組トップスター・真琴つばさの宝塚退団公演[3]で、檀れいもこの公演を最後に月組トップ娘役を退任し、専科異動となった。
解説
華やかなりし頃のウィーン。浪費で破産したオックス伯爵は富豪のファニナル家の娘・ソフィーと結婚することになり、銀の薔薇を花嫁に届ける"ばらの騎士"を誰に頼めばよいか悩んでいた。その役目を引き受けたオクタヴィアンはソフィーの可憐さに心惹かれる。華麗な貴族の世界を舞台に、銀の薔薇を巡るいくつもの恋物語が織りなすロマンチック・ストーリー。
公演期間と公演場所
スタッフ
氏名の後ろに「東京」、「宝塚」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲:甲斐正人[2]
- 音楽指揮:清川知己(東京)[2]、佐々田愛一郎(宝塚)[1]
- 振付[2]:羽山紀代美/竹邑類/麻咲梨乃/若央りさ
- ファイティング・コーディネーター:渥美博[2]
- 装置[2]:石濱日出雄/関谷敏昭
- 衣装:有村淳[2]
- 照明:今井直次[2]
- 歌唱指導:楊淑美[2]
- 音響:加門清邦[2]
- 小道具:田中武彦[2]
- 効果:扇野信夫[2]
- 演出助手:鈴木圭(東京)[2]、稲葉太地(宝塚)[1]
- ファイティング助手:亀山ゆうみ[2]
- 装置助手:広森守[2]
- 舞台進行:西原徳充[2]
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台[2]
- 演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)[1]
- 演奏コーティネート:株式会社内藤音楽事務所(東京)[2]
- 制作:小野真哉[2]
- 演出担当(新人公演):鈴木圭[1][2]
特別出演(東京における本公演)
※氏名の後ろの()は2001年当時の所属組。
主な配役
※下記のデータは東京・宝塚[1]共通。「( )」は新人公演。
- オクタヴィアン・ロフラーノ伯爵 - 真琴つばさ(大和悠河)[2]
- ゾフィー - 檀れい(花瀬みずか)[2]
- オックス男爵 - 紫吹淳(遼河はるひ)[2]
- マリー・テレーズ - 美々杏里(西條三恵)[2]
- マルガレーテ - 西條三恵(白羽ゆり)[2]
- ニクラウス - 汐風幸(北翔海莉)[2]
- オットー - 大空祐飛(良基天音)[2]
- ヘルマン - 大和悠河(真野すがた)[2]
- ユーリ - 汐美真帆(楠恵華)[2]
- オルグ - 霧矢大夢(紫城るい)[2]
- ファニナル - 立ともみ(京樹真那)[2]
脚注
参考文献
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。 ISBN 978-4-484-14600-3。
外部リンク
愛のソナタ
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「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事における「愛のソナタ」の解説
詳細は「愛のソナタ」を参照 原作はリヒャルト・シュトラウス作曲、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール台本のオペラ『ばらの騎士』。 脚本・演出:木村信司。 月組が2001年1月1日~2月12日に東京宝塚劇場で、同年5月18日~7月2日に宝塚大劇場で上演した。併演は東京公演は祝祭舞『いますみれ花咲く』、宝塚公演はショー『ESP!!』。 オクタヴィアン:真琴つばさ/ゾフィー:檀れい/オックス:紫吹淳/マリー・テレーズ:美々杏里 東京宝塚劇場のこけら落とし公演。 月組トップスター、真琴つばさのサヨナラ公演。また、トップ娘役、檀れいは本公演後に専科へ異動となった。
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