悲劇と初勝利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/10 15:54 UTC 版)
「シャドウ・レーシング・カーズ」の記事における「悲劇と初勝利」の解説
1977年、因縁の南アフリカグランプリで再び悲劇が起こる。この年から加入したレンツォ・ゾルジがトラブルでコース脇に停車。消火しようとコースを横切ったマーシャルが後続のプライスのマシンに撥ねられ死亡。プライスもマーシャルの消火器がヘルメットを直撃して死亡した(事故の詳細はトム・プライス#事故死を参照)。 プライスの後任として加入したアラン・ジョーンズはしぶとく入賞を重ね、第12戦オーストリアグランプリでは予選14位から快走し、自身とチームの初優勝を達成した。コンストラクターズポイントも23点とチーム創設以来の最高成績を収めた。 しかしその年の終わり、アラン・リース、ジャッキー・オリバー、トニー・サウスゲートらチームの主要メンバーが離脱し、新コンストラクターアロウズを設立した。シーズン途中にデビューし、後にF1出場256戦という大記録を残すリカルド・パトレーゼもアロウズへ移籍した。
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