心理的な害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 07:26 UTC 版)
「虫嫌い」も参照 上記のような農作物・財産・人体に与える具体的な害が特に無く、むしろ実際には害虫を捕食するなど人間にとっては益虫である場合すらあるにもかかわらず、外見や動きが気分を害するという主観的な理由により「害虫」に分類される例が近年見られるようになった。 不快害虫(ふかいがいちゅう、専門用語ではニューサンス/Nuisance)と呼ばれており、クモやゲジ、カマドウマ、ヒヨケムシ、ウデムシ、ヤスデなどが代表例。後天性の恐怖などが引き起こしたものであり、現代的な害虫と言える。 近年では、街路樹に生息する触らなければ概して無害な虫にまで駆除要請が多く、仙台市の泉区役所には10年で苦情が倍増し、過去においてはその時期特有の現象と割り切られていた現象にまで行政に対処が求められてしまい、手一杯の状態になっているという。
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