心を掬う
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 15:25 UTC 版)
初出:2012年4月 『しあわせなミステリー』 増田は酒処「ふくろう」で親父から、投函した手紙が届かないと愚痴っていた常連客の話を聞く。同僚の事務官からも同じような話を聞き、世の中には忘れっぽい人間が多いのだというくらいにしか感じなかった増田だったが、佐方はその話を聞くと、郵便物がいつどこで投函されたのかなど、もっと詳しく調べるべきだと言う。そして、郵政監察官にも連絡をするようにという指示を出す。 佐々木 信雄(ささきのぶお) 増田と同じ、米崎地検の検察事務官。増田の2つ上で地元高校の先輩。身体が大きく、大学まで柔道を続けていた。 滝川 義明(たきがわ よしあき) / 滝川 須美代(たきがわ すみよ) 佐々木の叔父と叔母。娘に手紙を投函したのに届かなかったと嘆いている。 森脇 文雄(もりわき ふみお) 「ふくろう」常連客。手紙を投函したのに届かなかったと話していた。 福村 正行(ふくむら まさゆき) 米崎中央郵便局郵政監察官。筒井と同じくらいの歳、後頭部の毛量がかなり淋しい。痩せぎすの体格で顎は尖り、頬骨が目立っている。 田所 健二(たどころ けんじ) 38歳。妻と未就学児が2人いる。1年前に米崎北郵便局から中央郵便局に転属され、現在は通常郵便物を郵便番号読み取り機にかける作業に従事している。
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