徳弘正輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 16:06 UTC 版)
土佐藩出身の郷士で、1882年に北海道の湧別原野(後の紋別郡湧別町中湧別地区)に入植し同地の開拓に尽力した。作中では竹橋事件に関与し軍を追われたとの設定で、アイヌ人のふりをしていた加納のことを政府の密偵と見做して問い詰めるが、誤解だと知ると孟子の言葉を引用して彼に王道に立った政治の大切さを説いた。作者によると、実際は竹橋事件ではなく、自由民権運動の立志社 (政治団体)で少年を殺傷する事件があり、それに関わったことが徳弘が土佐を離れた理由であろうという。
※この「徳弘正輝」の解説は、「王道の狗」の解説の一部です。
「徳弘正輝」を含む「王道の狗」の記事については、「王道の狗」の概要を参照ください。
- 徳弘正輝のページへのリンク