循環と揚力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 21:27 UTC 版)
フレデリック・ランチェスター、マルティン・ヴィルヘルム・クッタ、そして、ニコライ・ジュコーフスキーらがそれぞれ独立に、循環の概念を使って揚力を説明した。 非粘性流体の二次元非回転非圧縮流れにおいて、水平方向(x 方向)に一様な速度 U の流れを考える。奥行き方向単位長さあたりの物体にかかる力の鉛直成分(y 成分)、すなわち、揚力 L は物体を囲む閉曲線に沿った循環 Γ と流体の密度 ρ とを使って L = − ρ U Γ {\displaystyle L=-\rho U{\Gamma }} で表される。これはクッタ・ジュコーフスキーの定理と呼ばれる。
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