復元施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:19 UTC 版)
博物館の総展示品数は3万点を超える航空機関連の展示品と9万点を超える宇宙飛行関連の人工展示品を有しており、したがってその総数は本館が収容できる数をゆうに超えている。博物館が所有する航空機の多くはメリーランド州スートランドにある、ポール・E・ガーバー維持・復元・保管施設(Paul E. Garber Preservation, Restoration, and Storage Facility)に収容されている。施設は徐々に増えていくであろう航空機の収集物を保存する保管場所として、1952年にスミソニアン協会の一部となった。施設は収集物の前管理者であったポール・E・ガーバーに因みつけられたもので、全32棟の建造物で構成されている。かつて施設は観光のために開館されていたが、展示可能な収集品は全て博物館別館のスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターに移された。この復元施設には日本の終戦後にアメリカ軍によりアメリカへ運ばれた震電1号機が分解状態のまま保存されている。
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