御歌所寄人
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井上通泰 - 井上 (1927) の講演で御歌所の官制について語った。 阪正臣 - 書家としても一流であり明治天皇御集原本を筆写したという。勅任寄人としては5人目であった。 大口鯛二 千葉胤明 須川信行 - 明治天皇御集編纂の御用中に卒去したという。 池辺義象 - 須川信行の死んだ跡に偶然に寄人になったという。 佐佐木信綱 - 佐佐木が寄人になるには次のようなのいざござがあったという。佐佐木は山県有朋の推薦により民間歌人の代表として明治天皇御集編纂の委員に加わることになった。この委員は職制上寄人でなければならないので佐佐木を寄人にしなくてはならない。佐佐木自身の希望としては、御集編纂の委員は喜んで勤めたいが、寄人になるのは自分の立場上困るということであった。御歌所内でも議論があったが、結局、佐佐木が委員を務める間に限り寄人を兼務するということで決着した。佐佐木は明治天皇御集と昭憲皇太后御集の編纂の御用を終えた後に寄人を辞めたが、これは予定の事であったという。 鳥野幸次 武島又次郎 遠山英一 金子元臣 加藤義清 外山且正
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