後藤邦男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 06:09 UTC 版)
イタリア料理店を初めとして、多数の飲食店を経営する実業家。寡黙かつ冷静な性格で、感情もほとんど表に出さない。「神叉」解散後は飲食業の修行をしており、浩介のコネもあって多角経営を行うようになった。だが多角経営はあくまで結果に過ぎず、料理人としての目標は「父親のカツ丼」を超えることである。「家族」の主要メンバー中、数少ない薊崎の出身で、父の死により潰れてしまった朝顔食堂の息子。元々薊崎では名の馳せていた不良で、「神叉」には同じ薊崎出身の五十嵐に見出されて暴走族入りした。しかし、酒浸りで病を抱えていた父を見殺しにしてたことにより、邦男の父を実の父のように慕っていた鉄との仲は険悪だった。(このことは悪夢になるほど内心では悔やんでいた)また、五十嵐一派ではあったが夏目の方を慕っており、夏目の死を切っ掛けに五十嵐・薊崎一派を裏切り、花神派に付いた。薊崎でも慕う人間は未だに多く、独自の人望を持っている。色事とは無縁そうに見えて、実はリモコンバイブのプレイを好む。
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