待謡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 芸能 > > 待謡の意味・解説 

まち‐うたい〔‐うたひ〕【待(ち)謡】

読み方:まちうたい

能で、中入り後、後(のち)ジテ登場を待つ間にワキのうたう謡。形式拍子に合う上歌(あげうた)。また、その詞章


待謡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 15:25 UTC 版)

山姥 (能)」の記事における「待謡」の解説

百ま山姥は、女の出現を待つ。 ツレ「あまりの事のふしぎさに。さらに誠と思ほえぬ。鬼女が詞(ことば)を違へじと。ワキ・ワキツレ〽松風ともに吹く笛の。声すみわたる谷川に。手まづさへぎる曲水きょくすい)の。月に声すむ深山(みやま)かな。 [百ま山姥余りのことの不思議さに、とても本当のこととは思えない。しかし鬼女の言う言葉に逆らうまいと……。[従者ら]松風の音とともに吹く笛の音澄みわたる。澄んだ谷川といえば、「流に牽(ひ)かれて遄(はや)く過ぐれば手まづ遮る(曲水流れ乗って杯が早く通り過ぎようとすると、まだ詩ができていない者はまず杯を手で止めてから詩を作ろうとする)」と漢詩詠まれ曲水の宴の杯(つき)。月が差し、声が澄む山奥であるよ。

※この「待謡」の解説は、「山姥 (能)」の解説の一部です。
「待謡」を含む「山姥 (能)」の記事については、「山姥 (能)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「待謡」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「待謡」の例文・使い方・用例・文例

  • 能における,待謡という謡
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



待謡と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「待謡」の関連用語

待謡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



待謡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの山姥 (能) (改訂履歴)、融 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS