形態・セキュリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 13:45 UTC 版)
「マイナンバーカード」の記事における「形態・セキュリティ」の解説
マイナンバーカードは、日本の運転免許証、キャッシュカードと同じ寸法のプラスチック製ICカードである(ISO/IEC 7810 ID-1規格)。カードには集積回路が埋め込まれていて、裏面には、ICチップと通信するための端子が設けられるほか、非接触カードリーダーに対応の ISO/IEC 14443 Type B のRFID(近距離無線通信)が搭載されている。 おもて面には、持ち主の氏名、住所、生年月日、性別、証明写真、有効期間が印刷される。裏面には、持ち主の個人番号、氏名、生年月日が印刷される。日本人の生年月日は戸籍どおりに和暦で、いっぽう在日外国人は西暦で表記されている。有効期間は和暦ではなく西暦で表記されている。また、表面にはサインパネルがあり、運転免許証同様に、住所を変更した場合等、記載事項が変更になった場合に使用する(住民基本台帳カードでは裏面にあったが、後述の通り裏面の提示、コピーが禁止されているため)。 個人番号は法律で決められた場合以外、他人に知らせてはならないことになっているため、個人番号カードを身分証明書として使用する際には、おもて面のみを相手に見せたり、コピーさせたりすることになる。法律で決められた業務を行うために必要な場合以外、個人番号カードの裏面(個人番号)をコピーしたり、そのコピーを保管したりしてはならない。
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