彌勒大師とは? わかりやすく解説

彌勒大師(みろくだいし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:41 UTC 版)

空海」の記事における「彌勒大師(みろくだいし)」の解説

空海弥勒菩薩関わりが深い。高野山奥之院御廟一対の「聯」が掲げられている。その聯には「我昔遇薩埵 親悉傳印明發無比誓願邊地異域晝夜萬民普賢悲願 肉身三昧慈氏下生」と記されている。この文章空海言葉とされ、一部意訳すれば、「弥勒菩薩下生されるまで、あらゆる場所に現れて、昼夜通して苦し衆生慈悲掛けるために、肉身のまま瞑想に入る」。この言葉空海が、高野山入定した理由とも言えるまた、東寺定額僧・縁実が、香川県善通寺別当になり、下向し、善通寺空海の筆からなる文書感得した。その感得した文書である「日々影向文」には、「卜居高野樹下遊神 於都卒雲上 不闕日々影向 検知處々遺跡」とあり、弥勒菩薩浄土である「兜率天」に空海住していると認識されていた。

※この「彌勒大師(みろくだいし)」の解説は、「空海」の解説の一部です。
「彌勒大師(みろくだいし)」を含む「空海」の記事については、「空海」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「彌勒大師」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「彌勒大師」の関連用語

1
2% |||||

彌勒大師のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



彌勒大師のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの空海 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS