強制捜査へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 07:25 UTC 版)
2004年3月26日午前、威力業務妨害罪の疑いで、警視庁板橋署は、板橋高校に入り、校長らから事情聴取する。また、捜査員13人で、板橋高校構内での実況見分も行う。午後に、板橋高校より、威力業務妨害と建造物侵入の容疑で被害届が提出される。その後、卒業生や教員からも事情聴取がなされる。 同年5月21日 元教師Aの自宅に家宅捜索が入る。捜査令状が示され、「開けないと、ドアぶっ壊すぞ」との捜査員の怒号があったとされる。ビラ・ハガキなどが押収される。また5月31日に事情聴取のため出頭するようにという「呼び出し状」も出されるが、元教師Aは拒否する。毎日新聞では、「『卒業式の混乱』を理由とした強制捜査は極めて異例」としている。7月1日に、『A先生を応援する会』より、『都立板橋高校 A先生を救おう』の署名活動がなされる。8月29日まで、その後、5回出頭要請がなされた。9月17日の事情聴取には、人定尋問以外は黙秘ということで、元教師Aは応じている。10月7日に、警視庁公安部から東京地方検察庁に書類送検される。
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