弁財天十五童子像(べんざいてんじゅうごどうじぞう)
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「高月院」の記事における「弁財天十五童子像(べんざいてんじゅうごどうじぞう)」の解説
16世紀頃(室町時代後期)の製作、掛幅装・絹本着色、縦94.5センチメートル・横39.9センチメートル。本図では、画像中央上部に岩座上に座る弁財天が大きく描かれ、その右脇に小さく大黒天、弁財天の下には十五童子とよばれる眷属とそれに関連したモチーフが左右に振り分けて配置されている。一部の彩色および墨線に後年の補筆が認められるほかは、織り目の粗い画絹、暗く濁りのある彩色、金泥の文様表現の特徴などが本図が室町時代後期に成立したことを示している。1972年(昭和47年)2月24日、『弁財天の図』として豊田市指定文化財に選定されている。
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