廃校理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 02:11 UTC 版)
武蔵野美術学園廃校の理由は、今も謎のままである。そのため様々な憶測がされているが、今日まで公に公開されている情報は以下の通りである。 2016年4月の開講式に、学校法人武蔵野美術大学が武蔵野美術学園の学生に説明会を開催し、常務理事から廃校理由を説明した際は「校舎の老朽化」「(建築基準法上)バリアフリー化工事ができない」の2項目が主な理由であった。 しかし、その数年前に、校舎の耐震補強工事を終えている点や、同じ校舎を使用している通信教育課程で、バリアフリー装置(階段移動用リフト)を購入していることから、上記説明には矛盾点があると学生たちから指摘されるなど、これらは本当の理由ではないと当時から言われてきた。 平成30年度第2回東京都私立学校審議会(第775回)議事録によれば、学校法人武蔵野美術大学が東京都に届け出た廃止理由は「生徒数減少により、学校の運営継続が困難となったため」となっている。 しかし、武蔵野美術学園2016年3月の造形芸術科学生数資料によれば、造形芸術科の学生総数は、2014年度181名、15年度218名、16年度253名と、廃校直前まで学生数が増加しており、上記理由は事実と異なっている。
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