広義のDAT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 04:49 UTC 版)
DATは元来、デジタル音声テープ (digital audio tape) を指す一般名詞であり、コンパクトカセットなどのAAT (analog audio tape)、オーディオCDなどのDAD (digital audio disc)、DVカセットなどのDVT (digital video tape) などに対比される用語だった。現在では、デジタル音声テープの規格の1つを指すことが普通である。英語などの表記では、一般名詞は小文字始まり、規格は大文字始まりと区別することもある。 一般向けに商品化された、デジタル音声記録用磁気テープには、以下のようなものがある。 1987年: DAT規格 1992年: デジタルマイクロカセット (NT) 1992年: デジタルコンパクトカセット (DCC) プロユースのものは、マルチトラックレコーダー#デジタルMTR(テープ)参照。また、PCMプロセッサーや、S-VHS DA(Digital Audio)、8ミリビデオのマルチトラックPCMモードも、広義のデジタル音声記録用磁気テープとみなすことができる。 1989年には、小型コンピュータ用のバックアップ用として、DDS が規格化されている。これも以下で説明するDAT規格をベースに開発されており、テープカートリッジの外形は全く同じである。 詳細は「デジタル・データ・ストレージ」を参照
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