幻の翼 (ピンク・フロイドの曲)とは? わかりやすく解説

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幻の翼 (ピンク・フロイドの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 09:04 UTC 版)

幻の翼
ピンク・フロイド楽曲
収録アルバム モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン
リリース 1987年9月14日
規格 CD
録音 1986年10月-1987年5月
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間 4:53(アルバム版) 4:21(シングル版)
レーベル EMIコロムビア
作詞者 デヴィッド・ギルモアアンソニー・ムーア
作曲者 デヴィッド・ギルモアアンソニー・ムーアボブ・エズリン、ジョン・カリン
プロデュース ボブ・エズリンデヴィッド・ギルモア
その他収録アルバム
生命の動向
(1)
幻の翼
(2)
戦争の犬たち
(3)

幻の翼」(Learning to Fly)は、1987年に発表されたピンク・フロイドの楽曲である[1]。同年発売のアルバム『』に収録されている。アメリカではシングルとして発売され、全米70位を記録した。

解説

1985年にデヴィッド・ギルモアとジョン・キャリンが共同で小規模なセッション行った際にキャリンが作った一つのコード進行とキーボードのイントロを、ギルモアが『』セッションにて発展させた曲である[2]。キャリンが『鬱』にゲスト参加した時には「幻の翼」は既に完成されており、自分がコード進行を作ったことも忘れていたが、「幻の翼」に自分の名前がクレジットされていると知って驚くとともに感激し、ギルモアに深く感謝した[2]

歌詞はデヴィッド・ギルモアが元スラップ・ハッピーのアンソニー・ムーアと共同で書き下ろした。飛行機操縦のライセンスを習得するまでの教習について歌ったもので、「アンソニーがスタジオにて一生懸命に歌詞を考えているのに、僕が姿を見せないという朝が何回かあった。僕が誰かに理由を話す。するとそいつが『デイブは今日は来ないよ。空を飛ぶ練習をしているから』と伝える」とのエピソードから生まれた[3]

アメリカ、イギリスはシングルカットされ、全米70位を記録した(B面は「末梢神経の凍結」)。ミュージックビデオは、『』から再びフロイドのジャケットのデザインを手掛けるようになったヒプノシスのメンバーであるストーム・トーガソン監督のもとバンフ国立公園で撮影されている。

パーソナリティ

ピンク・フロイド

その他のパーソナリティ

参考

  1. ^ アンディ・マベット著 山崎智之訳『ピンク・フロイド全曲解説』シンコー・ミュージック、1995年、p.168
  2. ^ a b ニコラス・シャフナー著 今井幹晴訳『ピンク・フロイド 神秘』宝島社、1991年、p.351
  3. ^ シャフナー、1991年、p.352



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