幻の玉島臨港鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 20:19 UTC 版)
整備の進む玉島地区の貨物輸送を目的に、1961年から玉島市によって玉島駅(現 新倉敷駅)から乙島(玉島E地区)までの「玉島臨港鉄道」約4kmの建設が進められた。しかし、軟弱地盤による費用の増大で工事は度々中断された。1967年の倉敷市との合併後も事業は継続されたものの、今後、陸上貨物輸送の中心は自動車に取って代わられ鉄道貨物の需要は見込めないなど理由から、結局 事業は廃止、未成線に終わった。 現在、跡地は歩道や車道として利用され、赤く錆びた鉄橋も残っている。区画整理された新倉敷駅前を除き、予定路線全体の面影があり、かなりの部分まで整備が進んでいたものと思われる。
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