平壌外国語大学
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座標: 北緯39度3分56.1秒 東経125度46分4.2秒 / 北緯39.065583度 東経125.767833度
平壌外国語大学 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 평양외국어대학 |
漢字: | 平壤外國語大學 |
発音: | ピョンヤンウェグゴデハク |
日本語読み: | へいじょうがいこくごだいがく |
英語表記: | Pyongyang University of Foreign Studies |
平壌外国語大学(ピョンヤンがいこくごだいがく)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌市にある5年制の外国語大学である。金日成総合大学と向かい合う場所に位置する。
概要
1964年に金日成総合大学の外国語学部を分離して創設された[1]。しかし、平壌外国語大学は政治的エリートの育成を目的とした金日成総合大学の外国語文学部のような高い評価を受けておらず、卒業生の多くは外交官となって外交実務を遂行したり、諜報機関に就職している[2]。
平壌外国語大学には、各言語の学部が5つあり、現在は日本語を含む21か国語を扱っている。学生数は約2,000人。卒業すると「外国語専門家」の資格を与えられる。
歴史
1949年11月15日、朝鮮中央通信社が自称する設立日[3][4]。
1964年、金日成総合大学から分離独立[1]。
学部
著名な出身者
- 金賢姫(日本語学部) - 大韓航空機爆破事件実行犯の一人。2年生のときに召還され、工作員教育が施される。
- 高容姫(不明) - 舞踊家。元朝鮮労働党総書記金正日の妻の一人。金正哲・金正恩・金与正の母親。
- 太永浩(不明) - 元駐英公使。第21代韓国国会議員。
- 李容浩 (英語学部)- 北朝鮮の政治家・外交官
著名な教職員
- チャールズ・ジェンキンス(英語学部) - 朝鮮戦争米軍脱走兵。本人の母語はアメリカ英語。
- ジェームズ・ドレスノク (英語学部) - 米軍脱走兵。息子のジェームズは英語学部の学生。
卒業後の主な進路
脚注
- ^ a b Yi, Jae-seung (2007年7月23日). “[Impact of science and technology-oriented policy…]” (朝鮮語). Minjog21. オリジナルの2012年2月8日時点におけるアーカイブ。 2007年7月20日閲覧。
- ^ Bowers, Andy (2006年10月10日). “North Korea's Confusing Brand of English”. National Public Radio
- ^ “Pyongyang Univ. of Foreign Studies”. Korean Central News Agency. (2009年11月24日). オリジナルの2011年4月30日時点におけるアーカイブ。 2010年12月30日閲覧。
- ^ “Founding Anniversary of Pyongyang University of Foreign Studies Marked”. 2022年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月18日閲覧。
関連項目
固有名詞の分類
- 平壌外国語大学のページへのリンク