平和の泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 04:31 UTC 版)
「トルコ軍によるシリア侵攻 (シリア内戦)」の記事における「平和の泉」の解説
詳細は「トルコ軍によるシリア侵攻 (2019年)」を参照 トルコは新たにシリア領ロジャヴァ支配地の国境地帯を東西約600km、南北30~40kmに渡って占領し、10の拠点都市、140の集落、医療施設・スポーツ施設・学校を整備した「安全地帯」を設置する構想を発表した。そこに在トルコ・シリア難民100万~200万人を「帰還」させる計画であるという。「安全地帯」にはコバニ、タル・アブヤド、ラース・アル=アイン、カーミシュリー、マリキヤなどの都市が含まれており、実現すれば大勢の現地人が新たに難民化すると思われる。トルコ政府はシリアの統一性や主権を尊重すると主張しているが、実行されればこれらに著しく反すると見る見方もある。 2019年10月9日、トルコ軍はユーフラテス川東岸地域のロジャヴァに対して「平和の泉」と称する軍事作戦を展開した。カーミシュリー、ラース・アル=アイン、タル・アブヤドなどに対して攻撃が行われ、前線は120kmにも及んだ。
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