市街地ギャオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 14:27 UTC 版)
市街地 ギャオ (しがいち ギャオ) |
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誕生 | 1993年??月??日![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
活動期間 | 2024年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 太宰治賞(2024年) |
デビュー作 | 「メメントラブドール」(2024年) |
公式サイト | 市街地ギャオ (@gyao_shigaichi) - X(旧Twitter) |
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市街地 ギャオ(しがいち ギャオ、1993年 - )は、日本の小説家。大阪府生まれ、在住。会社員[1]。
人物・経歴
25歳の時に初めて小説を書き、大阪文学学校に通い始める[2]。2024年、「メメントラブドール」で第40回太宰治賞を受賞してデビュー[3]。同作で第46回野間文芸新人賞候補[4]、2025年に第1回永井荷風文学賞候補に選ばれる[5]。
第129回文學界新人賞を受賞し同時期にデビューした福海隆は元バンド仲間[2]。
作品リスト
単行本
- 『メメントラブドール』(2024年10月 筑摩書房)
- 初出:『太宰治賞2024』
単行本未収録
- 小説
- 「かぁいいきみのままで」[6] - 『ちくま』2024年10月号
- 「君が夢から醒めないように」 - 『すばる』2025年2月号
- 「n回後のドライブ」 - 『東京新聞』2025年3月28日夕刊ほか
- 「IN a FloP」 - 『GOAT』Summer 2025(2025年6月)
- 「おれの舌禍」 - 『小説すばる』2025年7月号
- 「wet dogs」 - 『文學界』2025年8月号
- エッセイなど
- 「作家を作った言葉」 - 「小説丸」2024年8月5日更新[7]
- 「0番目の市街地ギャオ」 - 『群像』2024年10月号
- 「ポケゴから君の街まで」 - 『小説トリッパー』2024年秋季号
- 「冷静と衝撃のあいだ」[1] - 『ちくま』2024年11月号
- 「喉が詰まって思い出す本 金原ひとみ『星へ落ちる』」 - 「webちくま」2024年10月30日更新[8]
- 「namelessかおり」 - 『新潮』2024年12月号
- 「踏み絵みたいなスーパーと、生活」 - 『小説すばる』2025年1月号
- 「世界を支配しているのは「現象」ではなく「感情」だ」(本谷有希子『セルフィの死』書評)[9] - 『文藝』2025年春季号
- 「Not 世界 For Me」 - 『小説 野性時代』2025年2月号
- 「愛おしい隣人たち」(鈴木涼美『ノー・アニマルズ』書評) - 『群像』2025年7月号
脚注
- ^ a b “冷静と衝撃のあいだ 『メメントラブドール』刊行記念エッセイ”. webちくま (2024年10月28日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b “太宰治賞・市街地ギャオさん 承認欲求から脱し、「ただ書きたくて」1年で7つの文学賞に応募”. 好書好日 (2024年9月17日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “第40回太宰治賞受賞作が決定しました”. 三鷹市 (2024年5月10日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “第46回野間文芸新人賞候補作が決定!”. 講談社 (2024年10月12日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “「永井荷風文学賞」候補作のご案内” (PDF). 永井荷風文学賞実行委員会 (2025年6月16日). 2025年6月18日閲覧。
- ^ “かぁいいきみのままで | 市街地ギャオ”. webちくま (2024年10月18日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “作家を作った言葉〔第27回〕 | 市街地ギャオ”. 小説丸 (2024年8月5日). 2024年11月29日閲覧。
- ^ “File 130.喉が詰まって思い出す本 | 昨日、なに読んだ?”. webちくま (2024年10月30日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “「フォロワー数」と「いいね数」を追い求める無職20代女性の顛末…本谷有希子が描いた承認欲求を巡る新たな傑作”. Book Bang. 2025年4月11日閲覧。
外部リンク
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