工学者としての経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 02:44 UTC 版)
「平井一正 (工学者)」の記事における「工学者としての経歴」の解説
京都大学工学部を卒業して、大学院に進み、1963年に「非線形要素を持つサーボ機構の振動現象に関する研究」により、京都大学から工学博士を取得した。 1964年、神戸大学工学部に助教授として赴任し、その後、ドイツのシュトゥットガルトに2年間留学した。その後、教授として、日本初のカタカナ学科として1972年に新設されたシステム工学科の開設と運営に携わった。 1992年にシステム制御情報学会の会長に就任するなど、学界での要職を務め、神戸大学では、国際交流センター長、工学研究科長、評議員などを歴任した。 1995年に甲南大学理学部教授となり、2000年まで在籍し、その間に甲南大学山岳部顧問を務めた。 2010年、春の叙勲で瑞宝中綬章を受章した。 2021年2月15日、敗血症のため死去。叙正四位。
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