工学的に利用される凸凹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 14:16 UTC 版)
可動部品をつなぐための管材は凹凸のある形状とし、曲げることができるようにベローズ、または可とう管を用いる。 工業製品などの表面の凸凹は表面粗さと呼ばれる。表面粗さは一般的にその性能に影響を与えるため、技術仕様で定められるのが普通である。表面粗さの測定方法はJIS B 0601:2013に規定されている。 容器の蓋や側面に凹凸を付けて内容物を識別できるように設計する方法は、JIS S 0011「高齢者・障害者配慮設計指針-消費生活製品の凸記号表示」に定められている。 紙や板金に凹凸を付ける加工をエンボスという。 印刷技術として、凸版印刷、凹版印刷がある。 金槌で打撃面が凸凹のものは、びしゃん、またはミートハンマー。 レンズの厚みを減らす設計として、レンズ面を凸凹にしたフレネルレンズがある。 物体表面に凹凸をつけると表面積が増加するため、熱交換材料分野では様々な凹凸を意図的につけている。
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