川上宗薫・佐藤愛子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:17 UTC 版)
百目鬼が「作家WHO'S WHO」(のち『現代の作家101人』)で、川上宗薫を「他人への感情が欠落し、自己中心の感覚しかもたず、好色で、小心者のくせに楽天的で、世間に対してタカをくくる癖がある」「純文学作家としてポシャったのち、ポルノ作家として再起した」「自分の感受性だけで書いて、人間をよく見ることのできない川上の純文学は、早晩ポシャる運命にあった」「およそ人間性と無縁なポルノ読み物に、川上がむいていることもまた、たしかなのである」等とこき下ろした。これに対して、川上の友人だった佐藤愛子は激怒し「巾着きりのツェツェ蠅のインポテンツのゲス野郎め」「朝日新聞という大看板の下に棲息するネズミ」と百目鬼を罵った。
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