島の概観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 01:31 UTC 版)
沖大東島は南大東島の南、約160キロメートル、那覇市の南東約408キロメートルにある、周囲約4.34キロメートル、面積約1.19平方キロメートルの隆起サンゴ礁の島である。島の形は北大東島と似た三角形をしており、最高所は島内北部にあって標高31.1メートルである。南東部から北、そして南東部から北西に向かってやや標高が高い地域となっており、島の中央部は周囲から10メートルから15メートル標高が低い凹地となっている。また島の海岸線は断崖となっており、周囲はサンゴ礁で囲まれている。 沖大東島の気候は、戦前の観測記録によれば年平均気温は24.0度。年間降水量は1296.6ミリメートルである。寒暖の差は小さく、夏季はにわか雨が多いものの降水量は比較的少ない。また7月から10月は台風シーズンであり、ラサ島鉱業所によるリン鉱山が稼働していた戦前期、7月から10月にかけては鉱石の輸送等が困難となることが多かった。
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