島の族長に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:52 UTC 版)
第2作目が始まるにつれ、ジャックが13年前にデイヴィ・ジョーンズ自身からブラックパール号を手に入れたことが明らかとなり、今やジョーンズへ船の借りを返すか、もしくは死者の船として有名な彼の「フライング・ダッチマン号」で100年間奴隷として働くかを迫られていた。ジャック自身は、2年目に反乱を起こされたので正確には2年間しか船長をしてなかったと要求を拒否しかけたが、ジョーンズは、船はなくとも自慢気にキャプテンと名乗っていた事は事実なのだから付けを払ってもらうと反論されてしまい、仕方なくジャックの魂分の乗組員100人をつれてくるということで付けを払うことを承諾する。その頃ウィル・ターナーは東インド会社のカトラー・ベケット卿からジャックのコンパスを見つけるか、あるいはジャックの脱走を手助けした罪でエリザベスと共に絞首刑に処されるか、と告げられていたため、ジャックが所有するコンパスを捜していた。ウィルはジャックをペレゴストス族の島で発見するも、ジャックは彼らに族長と勘違いされ神として扱われており(1作目で「…そしてその時彼らが俺を族長にしたんだ」といったセリフがあったのを思い出させる)、それはまたジャックがこれから島の民に食べられ、「肉体から魂を解き放たれる」ことを意味していた。ジャックは生きながらにして料理される前に島民に小休止をとると告げて自由の身となり、彼らに捕えられる前にやっとのことで停泊していたブラックパール号に辿り着くことができた。ジャックは「今日という日を忘れるな、キャプテン・ジャック・スパロウを捕り逃がした日だ」と決め台詞を言おうとするものの、船側の波に遮られた。この出来事に続いて、船員たちはジャックがかつて関係をもったと示唆するジャマイカの司祭、ティア・ダルマのもとへ辿り着いた。
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