岡村道雄
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岡村 道雄(おかむら みちお、1948年1月1日[1] - )は、日本の考古学者。旧石器捏造事件で指摘された藤村新一との深い関係を指摘されている[2]。TBSの取材では宮城県古川市(現・大崎市)にあった遺跡の発掘現場で藤村に疑いを持ったと話している。藤村と発掘を共にしたことから共謀が疑われ、文化庁から独立行政法人に異動となった。事件については「研究の方法が不十分だったので、私が失敗した。素材として、教訓として、あの捏造を生かしていきたい」と語っている[3]。
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.306
- ^ 『神の手』に罪は無かった
- ^ “旧石器発掘ねつ造 ~今何を思う~”. TBS NEWS. 2020年2月26日閲覧。
- ^ 縄文人からの伝言 (集英社新書、2014年)
- ^ 縄文ZINE6号以降の背表紙に「杉並の縄文人」名義で記載
- ^ 金山喜昭「「前・中期旧石器捏造問題」関係考古学者のキャリアと移行期の再設計」『生涯学習とキャリアデザイン= 生涯学習とキャリアデザイン』第3号、法政大学キャリアデザイン学会、2006年2月、67-82頁、doi:10.15002/00002816、ISSN 1349-3051、NAID 120000993107。
- ^ 岡村道雄「北関東前期旧石器時代における二石器群」『野州史学』第3号、1976年、岡村道雄「日本前期旧石器の始源と終末」『考古学研究』第23巻第3号、1976年
- ^ 自著『縄文の生活誌』講談社、2000年
- ^ 日本歴史01巻を無償交換/講談社、発掘ねつ造で訂正 四国新聞、2002/10/10
- ^ 『旧石器遺跡捏造事件』著者紹介
- ^ 『Theじょうもん検定公式テキストBOOK』著者紹介
- ^ この節、国立国会図書館蔵書検索[リンク切れ]による
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