山頂付近の施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 02:53 UTC 版)
敗戦の後、緊張が増す朝鮮半島を臨む立地の良さから米軍のレーダー施設レーダーサイトが山頂に建設され、その関連施設が南側尾根に沿って建設された。これらの施設は航空自衛隊に移管され脊振山分屯基地として現在に至っている。福岡県(福岡市早良区)と佐賀県(神埼市)の県境にある最高峰として、その立地の良さから警察庁や新聞社の通信施設がある。なお、福岡管区気象台脊振山レーダー気象観測所は脊振山山頂にはなく、山頂から西方約1kmの地点、標高約986mの位置にある。観測所の建設は1940年頃であり、1955年(昭和30年)8月には、日本初の山岳レーダーが設置された。 1947年から1950年にかけて、後にシカゴ大学教授となり竜巻やダウンバーストの研究の権威となる藤田哲也氏が脊振山観測所および脊振山で、気象観測をおこなった。
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