やまはっか (山薄荷)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島に分布しています。山野の日当たりのよい草地や林縁に生え、高さは40~100センチになります。茎には4稜があり、広卵形の葉は対生して縁に粗い鋸歯があります。葉柄に翼があるのが特徴です。9月から10月ごろ、穂状花序に青紫色の小さな唇弁花をいっぱい咲かせます。花冠の上唇は4裂して立ち上がり、線状の斑点があります。名前は「はっか」に似て山に生えることからですが、別属で香りもほとんどありません。
●シソ科ヤマハッカ属の多年草で、学名は Rabdosia inflexa。英名はありません。
山薄荷
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