山家亨との熱愛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 05:58 UTC 版)
その後、李明と白光は北京在住の関東軍報道部所属・山家亨少尉と交流を持つようになり、しばらくして李明と山家は同棲するようになる。山家は李香蘭を満映に紹介した人物だが、かつて川島芳子とも浮世を流したという恋多き男性だった。また中国に造詣が深く、流暢な中国語を話し、王家亨という中国名を名乗っていた。李明と山家の仲は深まるが、別の若い女性との関係が露呈し、李明との関係は終止符を打たれた。が、それからすぐに、山家は白光と同棲を始める。しばらくして、白光は日本に声楽の勉強に留学する機会を得た。日本では、李香蘭とともに声楽家三浦環に声楽を師事した。しかし、それで彼女の名が売れることもなかった。 1943年、山家に日本への帰国命令が出た。帰国後、山家は国家反逆、機密漏洩、軍紀違反など、十数件の容疑で逮捕された。白光は山家とともに日本に渡り、山家のために奔走したが、何もできるわけもなく、しばらくして一人帰国した。
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